面接時の話し方について
〜会話の基本〜

面接の中で立ち振る舞いや話し方は相手に与える印象を左右します。

ビジネスマナー同様に、相手にとって失礼のない話し方をすることは話を聞いていただくうえでの最低限の礼儀・礼節に含まれます。このページでは面接時においての基本の会話方法をご紹介します。

目次

丁寧な言葉遣いを心掛ける

まずは面接官に正確に内容が伝わることが最も重要です。

正しい敬語を完璧に話すことが、丁寧な言葉遣いになることはイコールではありません。普段の生活で、目上の方に敬語を使う機会が少ない方が、急に面接の場で敬語を無理に使おうとすると意識過剰になり、上手く話せなくなってしまうこともあります。

敬語、敬語と無理に使おうとする必要はありません。自分の中でなるべく丁寧な言葉を選んで話すことを心掛けましょう。敬語が使いこなせていなかったとしても丁寧な言葉遣いを心掛けるだけで相手に不快な印象を与えることはありません。

・語尾までしっかりと話し切る

伝えたいことは「~です」までしっかりと言い切ることを意識しましょう。語尾がボソボソと小さな声になってしまう方や、「~っす」と粗い言葉遣いになってしまう方がよく見受けられます。

小さな声になってしまうと、どこか自分に自信の無い印象を与えてしまいます。また「~っす」というような省略形は社会人の言葉遣いとしては適切ではないのと同時に荒っぽい印象と幼さを感じさせてしまうでしょう。

難しく考えすぎる必要はありません。あくまでも丁寧に、最後までしっかりと言葉は相手に伝えましょう。

声のトーンは会話の内容に応じて調整

声のトーン(音程)を変えることで、会話の内容はより相手に的確に伝わります。

自己紹介などは、少し高めのトーンで話すことで、会話の内容を聞く前に明るい印象を与えることが出来ます。面接時において受け答えをする際にはトーンは少し高めを維持することをおすすめします。

一方で真剣さや誠実さを与えたい時、例えば入社意欲を伝える際には低めのトーンで話すことも効果的です。あるいは退職理由など、自分の否を話すことも面接時にはあるでしょう。

そんな時には高めのトーンではなく、低めのトーンで話すことで相手に自分の気持ちも正確に伝わります。

声のトーンを調整することは、自分が話したい内容や気持ちを正確に伝える為の手段です。会話や面接の雰囲気も左右しますので、話をする際には意識をしてみましょう。

身振り手振りを交えて話す

面接時には手の置きどころに困ってしまう方や、膝の上に手を置いて固まったまま会話を続ける方もいらっしゃいます。「膝の上に手を置き続けること」が面接時のマナーではありませんのでご安心ください。

手を動かして話すことで、話をするリズムを掴んで言葉も出しやすくなります。また、ジェスチャーなどを加えることで相手に対して気持ちを的確に伝えることも出来るでしょう。

やりすぎて逆効果になってしまうこともありますので、大げさに動くのではなく、ポイントになるところで効果的に加えてみてください。

話を聞く時にも動きを加えましょう

動きを加えることで聞く側も話を受け取りやすくなります。同じく話す側も、聞き手に動きがあることで「自分の話に反応している=話を聞いている」というサインになり、話をしやすくなります。

面接時は話すことばかりではなく、相手の話を聞く時間もあると思いますが、最低限「うなづく」などの動きは加えましょう。固まったままでは相手に話しにくさを与えてしまいます。「うなづき」と「あいづち」は話を聞くうえで最低限のマナーだと考えて、面接には臨んだ方が良いでしょう。

相手の目を見て話す

基本的に人と会話する時には相手の目を見て話すことを心掛けましょう。目を見続けると緊張してしまう方は、目ではなく鼻のあたりを見ても良いでしょう。

相手を見ずに、下を見て話す方もいらっしゃいますが、これはNGです。暗い印象を与えてしまうだけではありません。人との会話が得意ではないことと、その不得意を克服する気も無いことを相手に思わせてしまいます。

どのような仕事であっても人と話を全くしない仕事はごく少数です。きちんと相手の目を見て話すことを面接では意識してください。

また、目がキョロキョロしてしまうことは、自身の無さや焦りを相手に与えることもあります。話している内容によっては「嘘をついているのではないか?」と疑われてしまうこともありますので、目線は固定するか、ゆっくり動かしましょう。

・目の合わせすぎも逆効果?

相手の目だけを見ていることも、とはいえ疲れてしまうものです。自分だけではなく、相手も気疲れしてしまいます。

特に目を合わせることに慣れていない方は、最低限「話の始まり」だけは目を合わせるようにしましょう。自分が話し始めて2,3秒は相手の目を見て、その後は適宜1秒ほど合わせるだけでも大丈夫です。

あくまでも人間同士の会話ですので、「目を合わせていれば良い」という考え方は正しくありません。会話の内容によって目線を動かすことも、相手に自分の気持ちを的確に伝えるうえで効果的なポイントです。

面接時の話し方まとめ

立ち振る舞いや話し方を意識することで、相手に与える印象が大きく変わることもあります。面接では丁寧な行動を心掛けることが、自分を知ってもらうための最低限のマナーであることを心掛けましょう。

身振り手振り、目の動かし方に慣れていらっしゃらない方は、家族や知人・友人に協力してもらい、練習をしてみるのも手です。当たり前のことですが、重要なのは相手も人間であることを忘れないこと。失礼にあたらない行動を取ることは前提として、その場その場に応じた対応を取ることは決して悪いことではありません。

自分の話し方や振る舞いが、相手にとってどのような印象を与えているのか。自分でも考えて、面接に臨みましょう。

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